葵舟の屋根を下げて橋の下をくぐるぞ!
ソメイヨシノを始め何種類もの桜が咲き誇る!!石垣からお堀にせり出す桜が水面に映る幻想的な空間。
二ノ丸水路は、何度も折れ曲がりながら本丸堀と二ノ丸堀をつなげています。物資運搬用の水路ではなく、城の防御施設の1つだと考えられています。
石垣の上の土壁には「狭間(さま)」と呼ばれる穴があり、これは内側から弓矢や鉄砲で攻撃するためのものでした。折れ曲がった石垣に沿って狭間を設置することで、多方向への攻撃が可能となっています。
坤櫓付近に来ると、東御門周辺よりも高い石垣に囲まれたように感じます。これは東側よりも西側の標高が高いためです。より高い所から敵に攻撃されることを想定し、駿府城は西側の守りを手厚くしています。舟上からはその工夫の1つである、石落としを見上げることができます。
探してみよう!ハート形の魔除け猪目石(いのめいし)。「二ノ丸御門跡」「坤櫓」付近で見つけてね!
刻印…大名や職人たちの作業場の目印と言われる矢穴…石を割るための楔の跡※徳川家康は、天下普請により全国の大名に命じて駿府城の大改修工事を行いました。